2006年11月30日木曜日

なら旅

みちくさ
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一見、まったり。

テンバツLzkuawdv
なんだろうか…?

この次の瞬間、いきなり頭突きされた。





鳩豆の勢いで鹿煎餅に手を出す。
何が気に食わなかったのか、
お辞儀のタイミングが合わなかったせいなのか、
とにかく神の御遣いは何か御気に召されなかったらしく、
本気で頭突き。
角cutされてなかったら死んでた。
奈良公園で。

太腿に神の御徴しが…。
ありがとうございます。

顔見世る

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師走はじめ。

渡って来た四条大橋の途中で
顔見世を見上げるとともに
川面を走って来た冷気に頬を撫でられ、
京都の冬を思い出す。

挫けそうだ…。


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進々堂切通し店のみどりぃのはつたいけん。

すごくお気に入りになる。

観光らしくする
いつかは味わいたかった観光目玉イベント。
紅葉ライトアップに挑戦する。

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ばーーーん。だ。
さむい。

昼間を観た事のない青蓮院にいきなり夜間はどうかと思ったけど、目の前の知恩院に甘んずることなく、一足延そうと鞭打ってすすむ。後悔すこし。えびす屋の兄さんに負けそうになる。

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へんなものが写ってなければいいけど。
どれが既成でどれがスーパーナチュラルなのかはわからない。

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必ずもう一度明るい昼間に訪れようと誓うところでした。
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芦雪 山姥図ニ感動ス

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絶対の迫力だった。
鋭く伸びた爪と凝視を嫌う口元。
なのに、風を孕んだ白髪のたわわさは女性の美しさのそれが、
余りに気高く。
今は褪せて消えかけてしまっている錦の重もなぜこんなに美しく見えるんだろう。














本日の京都

朝のきめごとTovfiiwz
六角堂で鳩豆する。

必ず出掛けにお参りして、
早朝の餓えた鳩に鳩豆する。
何度やっても恐ろしくて逃げ回りながらバラ撒くので
鳩達が豆を啄む姿は未だ見た事が無い。
顔の高さで折重なりながら無理やり滞空している巨体の残像だけがあるのみ。

何が楽しいのか自分でも解んない。
それでも止められない。




東寺はうつくしいginkaku2.jpeg

桜の春以来。
ご無沙汰しておりました。
朝一番の東寺餅など買い込みベンチでまったり。
朝の糖分摂取と美しい光景。日本ていいな。空海殿。

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2006年11月29日水曜日

常照寺から光悦寺へ

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用件先よりちょっと上がった処に
吉野太夫縁の常照寺や光悦寺などがあるから行ってみた。


















そしたらなんのエニシか芦雪の群鶴図が。


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近年お堂の修復時に
修復に出した屏風に芦雪の落款が出てきたとのこと。
余りに見入っていたのか、お坊さんが
近くまで上がらせてくださり、
発見された落款を目の前で見せて下さいました。
感動。
襖絵を屏風に仕立直した物で、少し華奢な印象の
鶴達でしたが、おどけた表情と松竹梅の梅の枝振りの鋭さは芦雪のそれを思わせるもので、
あんな間近でじっくりみせていただけ、おもいがけないラッキーだった。

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お坊さま、ありがとー。
吉野おねーさん、ありがとー。

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吉野窓ginkaku2.jpeg

良い日和だったな。



クラフトマンズ イン ユートピアginkaku.jpeg
鷹峯 光悦寺


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ミニチュアみたいな家屋も日本特有の慎ましやかさが美しく映え、
クラフトマン達のいきいきとした毎日が想像できるようで。
文明の発展が必ずしも裕福さへ向かう訳ではないのがわかる。

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一軒一軒、知り合いを訪ねるごっこ。
の気分で堪能。

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光悦垣も念のため撮影。


さとれない

悟りの窓は大賑わい。

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源光庵
血天井もちょっと苦手なのでお堂の中はパス。
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山門のなかでは紅葉を堪能させていただきました。
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ちょっと可愛らしいコントラスト。
不思議な遠近図
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迷いは尽き無いので必ずまた参ります。
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2006年11月26日日曜日

不幸のヒトと笹の音

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今宮神宮をぬけて大徳寺へ下る。
陽が西に隠れた夕刻、
竹林の庭の渇いた葉音と、
通り抜ける冷えた風に頬を撫でられると、
ここで、この覆う笹の葉を
立ち止まり、静かに見上げたであろう人のことを思う。
不幸の人のくちびるを
裏と表を交互に見せながら墜ちていく笹の葉がなぐさめただろうか。