2008年2月10日日曜日

本日の京博

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応挙の群鶴図屏風は年中行事となるのか、
去年に引き続き新年の展示。












重文の雲龍図屏風の新たな衝撃。
この屏風の前を素通りできる人がいたらすごいとおもう。
実物を目の当たりにしているかのようなトリップ感。
体のうねりに音を立てて逆立つ銀鱗
雷雲を抉り、堪り兼ねた放電を帯て蠢く。
巨大な存在が獣の筋肉をもって岩肌を蹴り上昇する。
信仰は奇跡などではないと思い知らされる。





京都国立博物館
■2月6日(水)〜3月9日(日)
 応挙・芦雪・呉春の世界
[室町時代]
俵藤太絵巻(金戒光明寺)
[江戸時代]
四季富士図 円山応挙筆
牧童吹笛図 長沢芦雪筆(久昌院)
鴨図 松村景文筆
雲龍図屏風 円山応挙筆
群鶴図屏風 円山応挙筆
双鹿図 円山応挙筆
柳鷺群禽図 呉春筆
朝顔に蛙図襖 長沢芦雪筆(高山寺)


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