2008年10月18日土曜日

さるかに



柿くへば鐘がなる鳴り法隆寺



どちらかというと嫌いな方なくだもの。

今年は柿に限らず果実が豊作らしく、
裏の土手では大にぎわい。
家族がわいのわいの取っては誰かにあげてるから参加したくなり、
強引に友達を家に呼びつける。

突発性の私のフラグを理解している友に感謝しつつ。



早く取ってやらないと木が気の毒。

剥いて切ったの見ると、買って来たのと同じ見てくれ。
へえ、とおもいつつも口に運ぶ気にはなれず。

子供の頃から熟しきった実が通路に落ちて
濃厚な果実独特の甘い香りを放っているのが
大きな仏壇のお供え物みたいでどうしても苦手だった。
お葬式の匂いだと思ってた。

みなさん、すんません。


だから、たわわに実る木を見上げても、
美しい言葉も、庵に付ける名前さえも浮かびません。