2009年5月11日月曜日

iMac仕様


改装の途中経過。
くりぬいたところと、ケーブル用の穴をあけてもらう。
※左端はごみではない。


わずか数ミリがつかえ、中に入らなかったiMacをみて、
拙宅を施行したエージェント(いんちき坊主)が大笑いした。
色々策を練り、程よいアールを出しつつ、一段目の本棚をくりぬく。笑。
そのアールに瑞雲の彫り物を入れろといってるに、
鼻でわらいつつも、いつもの私の無茶な相談を上手く切り抜けてくれる。

この寺の次男坊は、
にーちゃんが継ぐことになってるからお山に行く必要なんかなかったが、
このまま寺のぼんぼん扱いのままではと、人間の危機を感じ、
自ら1年の限定で永平寺へ昇ったという。
大学を出た22〜3歳にとって、1年という時間は生き急ぐ故、
やたら大切に思えてならない。
一生のスパンでの1年という考え方なんか到底無理だ。
そんな時に娑婆を離れてお山で生活など、
なぜ良しと判断できたのか不思議でならなかった。

しかし彼はどこをどう突っ込んでも、
「1年間は厳しさの中に身を置こう。という堅い決心があった。」
のだという。
でも、1年間きっかり。だそうだ。
他の雲水に「お前は継がないんだから、
あと5年くらいはいるんだろー」などと
からかわれたりもしたが、それ以上留まるという選択は
最初から最後までなかったそうだ。

永平寺の修行は古の頃より現在まで、
その厳しさに一切の変りがないという。
女人禁制はさすがに解かれているようだけど。


当然、現在でもその経験は本当に大切であった事を
常々実感しているというし、
逆にもう3年位はいてもよかったかな。などといっている。
私の微妙な冗談も、察知よく応えてくれるし。本当に良い漢だ。

本棚の支えはやはり身の丈11センチの邪鬼でたのむ。
表情とフォームの指定は後日送るので。。。



東山の智積院 の気持ちのよい雲水たちを
たまに思い出す。
あちらは都会の雲水だけど、
それはそれでよい学びをうけているんだなーといつも思う。


デスクが広くなって快適だ。
ありがとさん。