2009年10月26日月曜日

お腹がすいて、手っ取り早くすませたい場合に参道へ出てくるのか?

参道のど真ん中にこんなかんじで並んでる。
武道館へ向かうときのダフ屋みたいだ。立ち位置にもルールがあるんだろうか。

ディズニーは随分と、懐が広くなったようで。

バンビ

今年の5月に生まれたて小鹿がちらほら。

みんなが口々に「バンビ〜」というので、奈良公園で生まれ育った鹿はみんな、自分の名前か、呪文かなんかかと思ってんだろうな。

拝観すると、半券はやたらと小さくなりゆく。

すてきなビニール傘を入手。
ご機嫌で雨の中を歩きまわる。

賽銭箱が無ぇ…。

阿修羅が御堂にいても、その前にお賽銭箱が無い。
あれが無いと手を合わせるタイミングが掴めない。

1200にして己の存在意義に苦悩を浮かべるIdolがいた。
自分の為より、彼の為に手を合わせる私がいた。

奈良へ

昨日、なんばhachの柱に頭をぶつけて出来たたんこぶ。
今井さんの反省を促す鉄拳と思しく。
朝にはほぼ引っ込んだので、雨にも負けづ、奈良へ。

やっとナマせんとくん。
グッズとの戦いが始まる。

2009年10月25日日曜日

土日限定

図らずもクロワッサン食べ比べ。
エズブルーのパンが今更ながらやっと食べれた。
値段が日常使用なのに、しっかりと美味しい。
近所に是非ほしいパン屋さんがここにもある。


本日の初体験

今出川大橋の亀の飛び石初体験。
水がきれいだ。

本日の賀茂川

快晴とまでは行かないが、陽向がちょうどいい陽気。

ランチはここで。
天神さんで買ったちらし寿司を頂く。

天神さん

市は日曜日ゆえにどんどん人が増えてくる。

壁掛けにする帯に500円でなかなかのものを入手。
探せばあるんだな〜。

2009年10月24日土曜日

本日の美味

行列に並ばなくとも、デパ地下のナニより、全然美味しい!
祇園切り通しの新進堂。
ロールケーキの「あずき」。

前からあったのかな。初体験。

MihoMuseum2日目

今朝、少し冷え込んだせいか、一晩で色づきがましたような気がする。

天気が余りよくなかった理由でデジカメを置いてきたことが悔やまれる。

本日のお題





再び。

バスにて到着後、狩野先生も無事到着されていることを確認し
安心する。べつに、ドタキャンや遅刻魔という事は一切無いが、
このところ忙しそうだし。

昨日の今日で勝手知ったる美術館のエントランスで、講演会予約の
旨伝えると、スタッフの男性が何しろ若干エキサイト気味に
「今回の講演会はお席が取れた方は本当にラッキーなんです。
とにかく、大人気で9月にはお席が埋まってしまったんです。」
整理券を手渡しながら嬉しそうに教えて下さる。
私自身もやっとスケジュールが併せられた久々の狩野先生の
講演会だったから嬉しいと思っていたが、そう言われると余計に
嬉しくなる。確かに、逸る気持ちに押されて早々に予約の連絡を
したが、よかったよかった。

講演会は第一部、狩野先生の講演から始まる。
緩さのある普段の若冲レクチャーとは異なり、先生の話っぷりか
らも今回の展覧会の濃密さ物語る。

若冲唯一の書簡、
原本ではなく硝子銀板に映されたものだが、この度の京博大改装の為に
行った保管庫の整理の際発見されたものだそうだ。
当時、まだ京博が恩賜博物館だった頃、昭和2年の若冲展の時に写され、
展示されていたものだろうという事。
また、彩色版画についても触れられる。
『乗興舟』、淀川下りが楽しかった思い出の日記みたいなものだが、
コレがなにしろ長い。件の版木は唯一現存しているもの。112.5cmの板に
両面彫られており、コレが丁度5枚分でピッタリ合うというから、
12m50cmってことか。
よほど素敵な思い出だったんだろうか。大好きな大典と一緒だったわけだし。

先生はこのところの多忙さをお詫び行脚と言っていた。
全く畑違いの経済学市場史研究の史料の中、経済学史研究者にとってみれば、
江戸後期、かの錦市場に発生した存続の危機に、ことごとく登場してくる
若冲なる人物、誰ぞ??という。
この指摘により、嫁も取らずに絵画三昧の社会不適合者扱いから、
ビジネス社会での牽引力の持ち主に、若冲の姿が変わってしまった。
紙一重のところで、江戸奉公直訴により激動の最期を遂げた画家となり、
動植彩絵の寄進を以て最期の大仕事となっていたのかもしれない。

第二部のディスカッションはサプライズゲストとして、プライス氏と
CGデザイナー?イラストレーターになるのだろうか、村上氏。
これで、壇上には、研究者とアーティストとコレクターという、
三者(四者)三様のスタンスが揃い、時間が許せばどんな展開を
始めるのか興味深い方達だった。
特に村上氏の存在はこれまでも認識こそすれ、
持論のスーパーフラットというのがどういう定義なのか検討もつか
ずにいた存在だ。おそらくそんな怪訝な表情の聴講者が何人もいたのだろう、
辻先生が村上氏に紹介を促してくれる。
辻先生お勧めの村上氏代表作がスクリーンに出される。
自身の口から定義の恐らく断片ではあろう、もくろみをレクチャーされ、
それが目の前の作品スライドと私の中でリンクするかというと、
まだまだ修行が足りません。あしからず。ではあるけど、
耳にしていた、世に語られているスーパーフラットの定義とはまたちょっと、
アーティスト本人の真意は別に有るのではないかと思った。
その提唱と実践について、なるほどというのには、実際の作品も見た事が無いので
何ともわかりませんが。
ともあれ、村上氏、アーティストとは思えない社交性で、
暴言を吐きまくる辻先生と、若冲への愛の確信を掲げるプライス氏を
フォローしまくり、1時間半のレクチャーはこってり中身の濃い物でありました。

しかし。。。あの巨大なゲロカエル、フランスにもってって評判だったとか。
理論とモチーフの意味が私には理解できませんでした。
いつか実物を拝見できればと思います。村上さん。

2009年10月23日金曜日

みどりぃ〜の

久々に食す。
家帰ってゼリエースでつくればいいじゃんともおもうけどさ。なんかさ。

しっかし、コーヒーがあわないったら。

ついでと言ってはなんだけど

中世京都のだいじなとこだし。
でフリーだし。
っていうか、特別展も学生証で何回でもはいれるとか、しらんかったし。
パスポートが東博でしか必要なくなった。

来年の等伯展、毎日通ってやるぅ〜。


日蓮と法華の名宝-華ひらく京都町衆文化-

2009年10月10日(土)~11月23日(月・祝)


ふじばかま

初めてみた。
秋の七草
ビックリしてあわててシャッターを押したもの。

コレ本当にすごい。
太陽の塔以来のびっくりだった。


美味!

すっごい美味しい!

訂正:すごく美味しいです。


一人1個限定のベーカリーショップのクロワッサン。

泣ける。

300円でもいいから、マイニチ2個たべさせろ・・・。


かなり良い美術館でした。


いざ。

いまや、しゃばでは絶対こんなにじっくり観れない。
お山に登る(バスが)だけの価値あり。




2000年の若冲展以降の新出を多く揃えた展覧会となっている。

その趣きの理由の多くも、図録の解説と後日の講演会で語られることとなる。


この9年の間に、かなり個々の作品を追って(ほとんどは京博でだけど)

改め直して来たけど、まだまだこんなに新鮮な気持ちにさせられるとは。

これは協力者やキュレイターが込めている熱のせいでもあるんだな。


この美術館での他の展覧会を観た事がないのでわからないが、

なにしろ、展示が良い。

作品毎に観覧ポジションの綿密な計算が行われているかの見やすさ。

集中力が増す。

若冲の絵画をこれだけじっくり、1点1点浴びるように鑑賞できたのは、

何年ぶりだろうか。そうだ、動植彩絵の修復完了時以来だなー。


そのうちカルフォルニアへ見に行くしかないか。。と、

3年前に人だかりを前にして諦めた

「鳥獣花木図屏風」(エツコ&ジョウ・プライス・コレクション)を

え、本当にいいんですか?じゃまだったら言って下さいね。

と、ドキドキしながらも舐めるように鑑賞。

本当に1時間に1本しか無いバスに乗ってでも行く価値がある。


狂ってる。

自分の限界を知りたいが為に、限りなく広く続く画材を求めてる。

動植彩絵の「牡丹小禽図」が頭をよぎる。

画面いっぱいに牡丹を描き続け、筆を止める事を忘れた、というより

知らないかのように。

この人の瞳は万物をどう映していたんだろうか。

研究者は実はそれが知りたいが為に、研究を続けているんだと思う。


描きながらもその絵の中に居て、だから200年を経た今も観たものを

その絵の中に引き込む。

その前に立てば、己も白象の元へ集まって来た小さな生き物になる。

鳳凰を敬い、その裾に慕う小禽となる。

こんなに単純化された鳳凰が、なぜにこれほど気高く映るんだろう。

振動もないのに音楽が流れているのがわかる。

その前に経っている間は重力すら感じない。


この男の85年間が放出したものとは200年かけても計り知れない。

もはや本人に語ってもらうしか、コチラに残された時間が足りない。



2009年秋季特別展「若冲ワンダーランド」

mihoMuseum到着


紅葉が始まってて、色彩がかわいい。

石山駅からのバス路、運賃表が500円を超えたころからが、どんどん山に分け入るかんじ。
50分の行程は次々景色が様変わりして、自分の運転で来ようとは到底思えない細く蛇行した
登坂道をバスが慣れた走りで進む。

バスから降りたその空気は、自然と顔を上げて深呼吸をしてしまう程、
澄んでるんだな。「うわ〜。」と声がでそうになる。
ミュージアムのスタッフは山のリゾート地の出迎えのように
とてもホスピタリティーに富み、芸術鑑賞にふさわしい環境だった。
平日というのにスタッフの人員も豊で、なに不足ない。
これは、1時間に1本のバスしか手段がなくとも、リピートするきになる。


2週間前の東博も前日からスキップしそうな程だったが、
今回はそんな状態さえ通り越し、感動が全身に染み渡る感じだ。

フロント棟と美術館棟との間を7人定員の電気自動車で
ピストン輸送している。徒歩にも耐える距離だけど、
順番を待ってもストレスないほど行き来しているので、
それに頼り、のんびり坂を上って行く。

美術館棟エントランスのスタッフも質のいいホテルのような対応で、
一切のストレスから解き放たれた気分だ。
辻先生、本当にすごいです。ここ。
桃源郷とはおっしゃる通り。
帰りにお土産など持たされるようなことがあったら、
怖くて開梱できなくなると思います。

是非に人を連れて行きたくなる美術館だ。



2009年9月1日(火)~12月13日(日)



2009年10月18日日曜日

波濤図

斜め岩?
という名称だったかは定かではなく。

ただぼんやり陽向ぼっこには最適。
ときおり、波が岩間に当たって、突き上がる音が大きく聞こえるのは、怖いような、こ気味いいような。

@東博

特別展は平日でも凄い人出になってた。

スーモ

天日干し中

陽だまりネコの擬態。

2009年10月4日日曜日

有次でお買い物

たまには食べ物ではない贈り物。

錦の有次へゆく。
最初は雪平鍋にしたかったが、あまりに予算オーバーだったので下ろし金に変更。
フィシャーなので良し。でしょう。
名前をフルネーム(笑)で入れて頂き、なかなかの逸品に。

2009年10月3日土曜日

そうだ京都いこう



例の曲が、ジャズのスタンダードだということを
先日初めて知る。
ずっと、谷村新司とかだと思ってた。ごめんなさい。
お詫びにサウンドオブミュージックのサントラ買ってみた。



良い事(用事)が二つ以上重なったら出かける事にしてる。
7ヶ月ぶりの京都だー。

行きは名古屋立寄。
昨年確認された応挙の新出。
東本願寺の衝立を見に行く。





平成21年9月19日[土]→10月25日[日]
松坂屋美術館 松坂屋名古屋店南館
巡回最後になった名古屋でやっとスケジュールが一致。
そんじゃやっぱし行かないと。

名古屋は磁場が合わないらしく。。。
何かにつけて不手際が気になる。駅のコインロッカーは立地が悪いし。
ぶつぶつ。

柵1本、30センチ以内のところで応挙の襖絵。
もったいないありがたさだけど、通路が狭いため、
逆に全景を観るのにちょっと一苦労。
良いものをみてても文句がでるところも磁場のせいにする。

こういう展覧会だと思いのほかの掘り出し物、発見がやっぱりある。
徳川慶喜の書も、自宅で見慣れた筆跡にそれと気付き、
もしや、やはり自宅の書は本物???
などとちょっと楽しくなる。
偉いさんの坊ちゃんがあんなでかい字を書けるわけない。と、
酔うと自慢する父に吐き捨てていたが、
蟄居してからの書画三昧を知れば、多く出回っている事も、
なかなかの達筆である事も知れる。
あの、シュールな油絵はいくつも観て来たけど、
落款の入った書を自宅の以外で観るのは初めて。
あれ、落款もなんか、形容しがたいところがそっくり。
この落款の為だけに図録を買って、このあと名古屋を歩き回る事を考えると
ものすごく後悔しそうなので、
またいつか会える日を胸に。

激動の真宗史や、御聖人様の教えをそれらの中に見いだすでもなく、
誠に申し訳ないが、寺宝としてのコレクション体系を堪能させていただきました。

2011年にはお西さんもお東さんも
親鸞聖人七百五十回遠忌法要があり、
その上、師となる法然さんも
丁度50年先にお隠れになっている為、
元祖法然上人800年大遠忌が修行される。
信仰の厚い方がことのほか多い、それぞれ大きな宗派の記念法要。
今から京都市内のインフラが心配されております。
11年に京都でその一大事に立ち会えないのが少し残念。


ささ、一路京都へ。