2009年10月3日土曜日

そうだ京都いこう



例の曲が、ジャズのスタンダードだということを
先日初めて知る。
ずっと、谷村新司とかだと思ってた。ごめんなさい。
お詫びにサウンドオブミュージックのサントラ買ってみた。



良い事(用事)が二つ以上重なったら出かける事にしてる。
7ヶ月ぶりの京都だー。

行きは名古屋立寄。
昨年確認された応挙の新出。
東本願寺の衝立を見に行く。





平成21年9月19日[土]→10月25日[日]
松坂屋美術館 松坂屋名古屋店南館
巡回最後になった名古屋でやっとスケジュールが一致。
そんじゃやっぱし行かないと。

名古屋は磁場が合わないらしく。。。
何かにつけて不手際が気になる。駅のコインロッカーは立地が悪いし。
ぶつぶつ。

柵1本、30センチ以内のところで応挙の襖絵。
もったいないありがたさだけど、通路が狭いため、
逆に全景を観るのにちょっと一苦労。
良いものをみてても文句がでるところも磁場のせいにする。

こういう展覧会だと思いのほかの掘り出し物、発見がやっぱりある。
徳川慶喜の書も、自宅で見慣れた筆跡にそれと気付き、
もしや、やはり自宅の書は本物???
などとちょっと楽しくなる。
偉いさんの坊ちゃんがあんなでかい字を書けるわけない。と、
酔うと自慢する父に吐き捨てていたが、
蟄居してからの書画三昧を知れば、多く出回っている事も、
なかなかの達筆である事も知れる。
あの、シュールな油絵はいくつも観て来たけど、
落款の入った書を自宅の以外で観るのは初めて。
あれ、落款もなんか、形容しがたいところがそっくり。
この落款の為だけに図録を買って、このあと名古屋を歩き回る事を考えると
ものすごく後悔しそうなので、
またいつか会える日を胸に。

激動の真宗史や、御聖人様の教えをそれらの中に見いだすでもなく、
誠に申し訳ないが、寺宝としてのコレクション体系を堪能させていただきました。

2011年にはお西さんもお東さんも
親鸞聖人七百五十回遠忌法要があり、
その上、師となる法然さんも
丁度50年先にお隠れになっている為、
元祖法然上人800年大遠忌が修行される。
信仰の厚い方がことのほか多い、それぞれ大きな宗派の記念法要。
今から京都市内のインフラが心配されております。
11年に京都でその一大事に立ち会えないのが少し残念。


ささ、一路京都へ。