国営機関だった国立博物館が独立行政法人となってからだろうか、特別展覧会や公開講座、講演会、シンポなど、素人さんでも参加しやすくなるための工夫に熱い心を感じる。
時勢に(比較的)敏感になったし、京博の若冲展以来、ネット口コミを多少神頼みに近いレベルでプロモーションの軸としつつある。
それにしてもやりすぎ。
今日もらってきたフライヤーもツッコミどころをおさえてます。
展覧会名称が大胆過ぎる上に、キャッチがちょっと攻撃的。
東京国立博物館 2013年10月8日ー12月1日
東博は、舟木本を始め洛中洛外図の重文を一番多く持っていることを少し鼻にかけていると思われても仕方がない。
ここまで大見得切っているのだから、当然上杉本も借りてきてくれるのだろう。
しかし、本年一番楽しみな展覧会になる。
そして、もっとたまげたのがこれ。
東京芸術大学大学美術館 2013年9月3日ー11月24日
『興福寺創建1300年記念
国宝 興福寺仏頭展』
白鳳の貴公子
やけにシュールでしょ。
貴公子と言ったって、頭だけだ。仏頭なんだから。
ましてや、仏頭大使とか言ってみうらじゅんといとうせいこうがひっぱり出されたらんちき騒ぎだ。>この二人って、そろってひらがななんだ。。。
トークショーとかあれば応募しちゃうんだけどね。
いとうさん、この間ツイッターで、ろくてもない企画を持って来やがったって、怒ってましたが、これも断って良かったんではないでしょうか。
ちょっと前までは、「若冲」の名前がててれば満員御礼と軽く揶揄さえしていた辻先生。
これは、まさか辻先生が考えた展覧会タイトルではありませんよね。
東日本大震災復興支援
『若冲が来てくれました
- Jakuchu's here!-』
「若冲が来てくれました展」でいいのでしょうか。
辻先生は「奇想の・・・」生みの親。一時は若冲と奇想で、江戸絵画はいったいどうなってんだって騒ぎでした。
東日本大震災復興支援
『若冲が来てくれました- Jakuchu's here!-』
仙台市博物館 2013/3/1ー5/6
岩手県立美術館 5/18ー7/15
福島県立美術館 7/27ー9/23
ただし、何のひねりも無く、取り急ぎ「奇」の字を入れておいた感たっぷりなのが、
江戸東京博物館 2013年5月21日ー7月15日
『ファインバーグ・コレクション展
ひねらないと、いつもどっかしらんで江戸絵画の展覧会やってるイメージが強くなりませんか。。。
2013年の年明けに近美で開催された所蔵品展、
東京国立近代美術館
『東京国立近代美術館 60周年記念特別展
確かに所蔵品の多くは江戸期から近代へ、和画から洋画へと日本美術が揺らぎにゆらいだ時代の作品。力もはいってしどけない姿でとらえられた女性にぶるっと来てる感じ。
ボリュームがありすぎてへとへとになった展覧会だ。
おそらくこういった力んだコピーの発生理由が、2000年に京博で開催された『若冲展』
その後の『曾我蕭白展』のそれぞれの話題性だったらしく。
『没後200年 若冲展』
若冲ブーム再興の師とも言われている、狩野先生が書かれたコピー。
この方、この大注目の後、
と、京都で言ってのける命知らずの同大教授。
『曾我蕭白 ー無頼という愉悦ー』のコピー。
堂々と東山七条の京博から始まって、四条通、京都駅と、京都中にけんかを売っておられました。
これらのコピーは、キュレイターや、お仲間うちの美術史家の先生方の語りぐさでもあり、当時よほどのインパクトだったんでしょうね。
確かに、「ふざけすぎだよな。。。」と思ったけど。
数年前に千葉市美で開催された蕭白展は記憶に新しいけど、
もう、言葉もないです。
千葉市美術館 2012年4月10日ー 5月20日
ああ、結構いろいろ思い出しておもしろかった。
タイトルコピーは関係ないけど、なぜここでかるら・・・?とつぶやいてしまった。
興福寺、やはり、八部衆でも阿修羅と迦楼羅は値段かえてるんだな。きっと。
美術でも芸術でもない、言い切るが、
夏休みのお楽しみ、科博の特別展
ダイオウイカの目が人で怖すぎ。
国立科学博物館 2013年7月6日(土)〜10月6日(日)
夏休みが始まる前に早々に行かなくては♪
時勢に(比較的)敏感になったし、京博の若冲展以来、ネット口コミを多少神頼みに近いレベルでプロモーションの軸としつつある。
それにしてもやりすぎ。
今日もらってきたフライヤーもツッコミどころをおさえてます。
展覧会名称が大胆過ぎる上に、キャッチがちょっと攻撃的。
東京国立博物館 2013年10月8日ー12月1日
『京都 ー洛中洛外図と障壁画の美ー』
京都でもみることのできない京都。
東博は、舟木本を始め洛中洛外図の重文を一番多く持っていることを少し鼻にかけていると思われても仕方がない。
ここまで大見得切っているのだから、当然上杉本も借りてきてくれるのだろう。
しかし、本年一番楽しみな展覧会になる。
そして、もっとたまげたのがこれ。
東京芸術大学大学美術館 2013年9月3日ー11月24日
『興福寺創建1300年記念
国宝 興福寺仏頭展』
白鳳の貴公子
あの奈良の仏頭が今秋、東京・上野に!
やけにシュールでしょ。
貴公子と言ったって、頭だけだ。仏頭なんだから。
ましてや、仏頭大使とか言ってみうらじゅんといとうせいこうがひっぱり出されたらんちき騒ぎだ。>この二人って、そろってひらがななんだ。。。
トークショーとかあれば応募しちゃうんだけどね。
いとうさん、この間ツイッターで、ろくてもない企画を持って来やがったって、怒ってましたが、これも断って良かったんではないでしょうか。
ちょっと前までは、「若冲」の名前がててれば満員御礼と軽く揶揄さえしていた辻先生。
これは、まさか辻先生が考えた展覧会タイトルではありませんよね。
東日本大震災復興支援
『若冲が来てくれました
- Jakuchu's here!-』
「若冲が来てくれました展」でいいのでしょうか。
辻先生は「奇想の・・・」生みの親。一時は若冲と奇想で、江戸絵画はいったいどうなってんだって騒ぎでした。
東日本大震災復興支援
『若冲が来てくれました- Jakuchu's here!-』
仙台市博物館 2013/3/1ー5/6
岩手県立美術館 5/18ー7/15
福島県立美術館 7/27ー9/23
ただし、何のひねりも無く、取り急ぎ「奇」の字を入れておいた感たっぷりなのが、
江戸東京博物館 2013年5月21日ー7月15日
『ファインバーグ・コレクション展
江戸絵画の奇跡』
ひねらないと、いつもどっかしらんで江戸絵画の展覧会やってるイメージが強くなりませんか。。。
2013年の年明けに近美で開催された所蔵品展、
東京国立近代美術館
『東京国立近代美術館 60周年記念特別展
美術にぶるっ!
ベストセレクション 日本近代美術の100年』確かに所蔵品の多くは江戸期から近代へ、和画から洋画へと日本美術が揺らぎにゆらいだ時代の作品。力もはいってしどけない姿でとらえられた女性にぶるっと来てる感じ。
ボリュームがありすぎてへとへとになった展覧会だ。
おそらくこういった力んだコピーの発生理由が、2000年に京博で開催された『若冲展』
その後の『曾我蕭白展』のそれぞれの話題性だったらしく。
『没後200年 若冲展』
こんな絵かきが日本にいた。
若冲ブーム再興の師とも言われている、狩野先生が書かれたコピー。
この方、この大注目の後、
円山應挙がなんぼのもんじゃ!
と、京都で言ってのける命知らずの同大教授。
『曾我蕭白 ー無頼という愉悦ー』のコピー。
堂々と東山七条の京博から始まって、四条通、京都駅と、京都中にけんかを売っておられました。
これらのコピーは、キュレイターや、お仲間うちの美術史家の先生方の語りぐさでもあり、当時よほどのインパクトだったんでしょうね。
確かに、「ふざけすぎだよな。。。」と思ったけど。
数年前に千葉市美で開催された蕭白展は記憶に新しいけど、
もう、言葉もないです。
千葉市美術館 2012年4月10日ー 5月20日
『蕭白ショック!!
曾我蕭白と京の画家たち』ああ、結構いろいろ思い出しておもしろかった。
タイトルコピーは関係ないけど、なぜここでかるら・・・?とつぶやいてしまった。
興福寺、やはり、八部衆でも阿修羅と迦楼羅は値段かえてるんだな。きっと。
美術でも芸術でもない、言い切るが、
夏休みのお楽しみ、科博の特別展
ダイオウイカの目が人で怖すぎ。
国立科学博物館 2013年7月6日(土)〜10月6日(日)
『深海』
夏休みが始まる前に早々に行かなくては♪